オフィスのレイアウトを考えるにあたり、社内で統一したデスクやチェアを使用すると見栄えが良く、全体的にまとまった雰囲気のオフィスに見えますが、それぞれの部署や職種によって働きやすい環境は違うため、生産性を上げるという意味で考えると統一した家具の使用は一概に良いとは言えません。
社内にいることが少ない営業職と、常に社内にいて書類作業を行う事務職だと必要なワークスペースは大きく変わってくるように、それぞれの仕事内容に適したオフィス家具を採用し、オフィスレイアウトを組むことで生産性の向上にも繋がってきます。
今回はその中でもPC作業が多いプログラマーやエンジニアにとって快適なオフィスとはどのようなものなのかを考えていきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
プログラマーやエンジニアが快適に働くためのポイントは大まかに分けると以下の3つになります。
特にプログラマーは集中して一人で作業を行うことも多いです。
もちろん自席が集中して作業を行うに適したスペースになっていることもありますが、プログラマーやエンジニアはチームメンバーとの細かい打ち合わせが多く、自席の近くは人が集まりやすいスペースとなっていることも多いです。
そのため、1人で集中して作業ができるような個室や、作業専用のスペースを設けるとメリハリの付いた業務環境になります。
一般的なオフィスでは島型(対向式)レイアウトと呼ばれる同じ部署の人がコミュニケーションを取りやすいような、向かい合って座るレイアウトが多いですが、プログラマーやエンジニアは集中力が必要になるため、一つ一つの席が仕切りによって独立しているブース型のレイアウトや、120°天板により作業中に視線が合わず、集中が途切れないといった特徴があるブーメラン型(ベンゼン型) レイアウトが向いています。
簡易的なものだとデスクトップパネルを設置しても、1人1人のスペースが区切られるため集中することができます。
PC作業自体は一人で黙々とやることが多いプログラマーやエンジニアですが、基本的にチームで動くことが多い業務であり、作業が行き詰まった際や、問題が発生した場合はすぐに集まってミーティングを行う事ができるスペースも必要です。
座席の近くにスペースがあれば、作業と打ち合わせを手早く行うことができるため、業務効率の向上も狙えます。
プログラマーやエンジニアはデュアルモニターで作業することや、様々な機械を置くことも多いことから、複数モニターを置くことができるような幅の広いデスクが必要です。
プログラマーなどの技術職に必要なワークスペースはデスク幅最低1200mm、できれば1600mm程度の広さは欲しいです。
オフィスの広さを考慮しつつ、可能な限り大きめのデスクを用意しましょう。
PC作業がメインの業務を行う場合、ディスプレイの大きさが作業効率に直結してくるので、現場社員の声も聞きつつ決めることが重要です。
デスク以上に長時間作業を行ううえで重要なのが椅子です。
プログラマー、エンジニアはどうしても長時間座ったままの作業になるため、多少コストを掛けてもしっかりとした椅子を選ぶことをおすすめします。
長時間の座り姿勢は、血流が悪くなるなど身体に負担をかけるため、死亡リスクを高めます。
社員の健康のため、少しでも体に合う椅子を購入しましょう。
また、長時間座る前提のため、肘掛け付の椅子が推奨されます。
作業中に人の動きが気にならないようにデスク前にパーティションやパネルを置き、集中できる環境を整えるのも一つですが、それと同じくらい気を付けないといけないのが背後からの視線です。
人が後ろに立っていると気が散って集中できないという経験をしたことがある方も多いと思いますが、人が頻繁に後ろを通るような場所だと集中して作業を行うことはできません。
レイアウトを工夫してできるだけ人が多く通る場所には座席を設けないようにしましょう。
先述した通り、プログラマーやエンジニアにはちょっとしたミーティングが多いという特徴があります。
会議室やミーティングルームは会社によっては予約が必要だったり、席から離れた場所にあったり、現在使用中かの確認が必要だったりと思い立った時にすぐミーティングをすることが難しいです。
そこで席の近くに簡易的な打ち合わせスペースを設けることで移動の時間や空き状況確認に時間を使わずともミーティングが可能になり、業務効率アップに繋がります。
パーティションやデスクトップパネルで座席を区切っていたとしても、電話の声や周囲の話し声で集中力を削がれることがあります。
人が不快に感じる音の大きさは大体60㏈以上と言われていますが、人の会話もちょうど60㏈ほどの大きさになるため、近くの会話はどうしても気になってしまいます。
そのため、オフィスの中でも人の往来が少ない場所に集中作業用のスペースを設置することで、集中力を削がれることなく作業効率アップを図ることができます。
また、プログラマーやエンジニアを有する会社のレイアウトの考え方には、音によるエリア分けという配置方法もあります。
これは、人が入ってくるエントランスに近い部分にコミュニケーションエリアを配置し、オフィスの奥に行けば行くほど音が少なくなり、集中エリアになるという方法です。
この方法だと自然に集中エリアとコミュニケーションエリアを配置することができるため、集中スペースとして個室やブースを用意できない場合でもオフィス内に音のメリハリをつけることができるためおすすめです。
ここまでプログラマーやエンジニアに適したオフィス環境やレイアウトについてみてきましたが、その業務の助けとなる助ける便利なアイテムをいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
キャスター付きの簡易的なホワイトボードが社内のあちこちに置いてあれば、オフィス内のちょっとした空間や、ミーティングスペースなどで簡易的なミーティングを行う際にすぐに持ってくることができるため、突発的なミーティングをすることがあるプログラマーやエンジニアにとって便利なアイテムです。
キャスター付きの簡易的なホワイトボードが社内のあちこちに置いてあれば、オフィス内のちょっとした空間や、ミーティングスペースなどで簡易的なミーティングを行う際にすぐに持ってくることができるため、突発的なミーティングをすることがあるプログラマーやエンジニアにとって便利なアイテムです。
作業効率の向上、相乗効果、規範意識の増大などが期待できるペアプログラミングに適した2人用デスク。
それだけでなく簡単な打ち合わせや議論の場として活用できるため、効率の良い業務環境を生み出すことができる便利なアイテムです。
作業効率の向上、相乗効果、規範意識の増大などが期待できるペアプログラミングに適した2人用デスク。
それだけでなく簡単な打ち合わせや議論の場として活用できるため、効率の良い業務環境を生み出すことができる便利なアイテムです。
自席や自席付近では突発的なミーティングや電話など周囲の環境が集中作業に適していない時もあるかと思います。
そのような時に集中して作業ができるような個室があればとても便利です。
また、個室に籠る時間を制限し、籠っている間は話しかけることを禁止にするなどの工夫をすれば、メリハリのある作業ができ、業務効率の向上にも繋がります。
自席や自席付近では突発的なミーティングや電話など周囲の環境が集中作業に適していない時もあるかと思います。
そのような時に集中して作業ができるような個室があればとても便利です。
また、個室に籠る時間を制限し、籠っている間は話しかけることを禁止にするなどの工夫をすれば、メリハリのある作業ができ、業務効率の向上にも繋がります。
ちょっとした打ち合わせの際におすすめなのがスタンディングテーブルを活用したスタンディングミーティングです。
長時間座って作業することが多いプログラマーやエンジニアの健康面に配慮ができるだけでなく、打ち合わせの長時間化の防止やミーティングの活発化、省スペースで済むなど多くのメリットがあります。
社内のちょっとしたスペースに設置しておくことで役立つ便利なアイテムです。
ちょっとした打ち合わせの際におすすめなのがスタンディングテーブルを活用したスタンディングミーティングです。
長時間座って作業することが多いプログラマーやエンジニアの健康面に配慮ができるだけでなく、打ち合わせの長時間化の防止やミーティングの活発化、省スペースで済むなど多くのメリットがあります。
社内のちょっとしたスペースに設置しておくことで役立つ便利なアイテムです。
広いデスクスペースが確保でき、軽い打ち合わせの場合自席にいても気軽に行うことができるレイアウト
広いデスクスペースが確保でき、軽い打ち合わせの場合自席にいても気軽に行うことができるレイアウト
120°天板デスクは複数モニターを置いても、書類整理用のレターケースを置く余裕があります。
120°天板デスクは複数モニターを置いても、書類整理用のレターケースを置く余裕があります。
集中作業用に一つ一つ座席が区切ってあるブースタイプの席を並べたエリア
身体をすっぽりと覆う仕切りのため、周囲を気にせずに集中して作業を行うことが可能です。
集中作業用に一つ一つ座席が区切ってあるブースタイプの席を並べたエリア
身体をすっぽりと覆う仕切りのため、周囲を気にせずに集中して作業を行うことが可能です。
作業場所と打ち合わせ空間の間に個室ブースを設置することで、間仕切りとして使用できるだけでなく、作業用と休憩用と2つの使い方ができるようなレイアウトになっています。
作業場所と打ち合わせ空間の間に個室ブースを設置することで、間仕切りとして使用できるだけでなく、作業用と休憩用と2つの使い方ができるようなレイアウトになっています。
プログラマーやエンジニアが生産性を高めるために最も重要なポイントは、作業時にストレスや負担をかけずに集中して作業ができる空間を整えることです。
そのため、集中スペースを作るなどレイアウト部分での工夫はもちろんですが、デスク周りを自分の好きなようにカスタマイズさせることを認めるなど、できるだけ集中できる環境を取り入れたオフィスにしましょう。
また、集中力を上げるためのオフィス空間作りとして、ワークスペースだけに着目するだけでなく、オフィス内の休憩スペースにちょっとした社内カフェなどのリラックス空間を取り入れている企業もあります。
自社の働き方や従業員に合わせてオフィス全体工夫することも大切です。
オフィス空間デザインでは、プログラマーやエンジニアが働きやすい環境作りを支援しております。
ブログ内で紹介したプログラマーの業務を助けるオフィスアイテムの販売や、レイアウト作成等も行っており、特に弊社オリジナル商品である「ブーメランデスク」、「EDOブース」はプログラマー、エンジニアを有するシステム会社への納品が最も多いです。
その他、レイアウトのご相談も経験豊富なスタッフが柔軟に対応致しますので、ぜひお気軽にご相談ください。
作業スペースが広く取れる120°天板デスク「ブーメランデスク」
https://www.odesign.jp/office_furniture/boomerang_l
集中作業用スペース「EDOブース」
https://www.odesign.jp/woodoffice
集中作業用スペース「EDOブース」
https://www.odesign.jp/woodoffice
オフィスレイアウト事例
オフィス空間デザイン オフィスレイアウト事例より
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