従来のオフィスレイアウトは、コミュニケーションを図りながら仕事に取組みやすいように、四角型のデスクを向かい合わせで設置する対向型(島型)のレイアウトが一般的でした。スペースを最小限で抑えられる点や、配線をしやすいことなど、効率よく座席を配置できるため多くの企業に取り入れられています。
しかし、業種、職種によって働く環境や必要なワークスペースが見直されてきたことや、テレワークの普及、働き方改革の推進などに合わせてオフィスレイアウトも多様化している中、デスクも四角型だけではなく様々な形状のものが活用されるようになってきました。
今回はそんな多種多様になってきたデスクの中でも、オフィスデスクとして人気があるL字型デスクについて選び方、メリット、デメリット、おすすめ商品を中心にご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください。
L字デスクを導入する最大のメリットは、作業スペースの広さです。
一般的な四角型のデスクを使っている際に、資料を広げて使用する場合や、複数モニターを置いて作業する時など、スペースが足りないと感じたことはありませんか?
一般的によく使われているオフィスデスクのサイズは幅120㎝となっており、ちょっとしたPC作業をする場合などはこちらのサイズでも特に問題はありませんが、デスク上での作業が多い場合や、大きめのモニターや複数モニターを使用するなど作業効率を良くしていくことを考えた場合、どうしても通常のデスクではスペースが足りないと感じてしまいます。
奥行が同じ天板の場合、L字デスクだと通常のデスクの1.5倍以上作業スペースが広がるため、スペースの不足を感じることなく作業することが可能になります。
図を見てもらえるとより一般的なデスクとL字型デスクスペースの違いを実感して頂けると思います。
L字デスクを導入するもう一つの大きなメリットとは、作業で使用する書類やPCモニター、その他プリンターなど、よく使用するアイテムを手の届く範囲に置くことができることです。
オフィスリニューアルやレイアウト変更時、動きやすいように動線を意識するという話を聞いたことがあるかと思います。
書類を取りにいくという一つの作業でさえ、何十回も繰り返すと無視できない時間になってくるように、なるべく最低限の動きで賄うことができれば業務効率は向上します。
手の届く範囲に必要なものを置けるL字デスクは必要な動きを最小限で抑えることができるため、自身で思っているより効率よく作業をすることが可能になります。
またL字デスクはよく使用するアイテムや書類関係をデスク上の手の届く範囲に置けるだけでなく、椅子を移動させなくともその場で少し横を向くだけで別の作業に取り組めるようになっている点も効率UPを図れるメリットの一つです。
先ほどご紹介したメリットとも直結しますが、デスク天板のサイズが大きく広々と作業できる反面、サイズが大きくて部屋のスペースをとってしまう点がデメリットとして挙げられます。
特に小規模オフィスだと導入検討の段階でL字型のデスクが大きく、オフィス内に人数分入らないといった内容で検討から外れてしまうということもあります。
また、L字型デスクはサイズが大きい分、重量も一般的なデスクよりも重くなっています。そのため1人での組み立てや持ち上げての移動が大変になるため、レイアウト変更が頻繁にあるオフィスだと毎回人員の確保をしないといけない場合が出てきてしまいます。しっかりと購入前に検討する必要があります。
デメリットを把握した上でL字デスクを購入すれば便利に使用できることは間違いないので、きちんと選定してから購入するようにしましょう。
ここからはL字デスクを選ぶ際のポイントについて解説していきます。
7項目に分けて細かく解説しておりますので、ぜひ選定する際の参考にしてください。
先ほどメリットとデメリットでも解説しましたが、L字デスクは設置する際にある程度のスペースが必要になってきます。
そのため、部屋に入りきらず、書庫やロッカーなどの必要な設備を別場所に移動させたり、捨てたりすることにならないように事前にサイズを図ってから購入しましょう。
部屋のスペースが確認できたら、次は自分の作業に合わせてデスクサイズを見ていきましょう。
書き物などの作業がメインであれば奥行きは35cm程度、資料を広げることがあるなど、広々と使いたい場合は35cm以上の奥行があるデスクを選びましょう。PC作業を行う場合、デスクの奥行は50㎝以上がおすすめです。
ノートパソコンならある程度奥行がないデスクでも支障はないですが、モニターやキーボードを設置する場合、奥行がないとデスクからはみ出してしまいます。
また、PC作業をする際デスク天板に奥行がないと、長時間作業中にデスクに置いている腕に疲労やしびれなどの症状が現れる可能性があります。
せっかく作業効率を上げるために購入したデスクで悩まされるのはもったいないです。きちんとそのことも頭に入れてデスクを選びましょう。
L字デスクはデスク天板が広い分、足元のスペースも広くなります。そのためデスク脚の設計が作業効率にも関わってきます。
例えば、L字の左側でPC作業、右側で書類作業というようにデスク上を区分けしていた場合、椅子を回転させるだけで2つの作業を最小限の動きで切り替えることができますが、デスクを支える脚が天板中央部分にある場合、デスク脚に作業者の足が引っかかってしまうため、椅子を引く動作が入ってしまいます。
せっかく作業スペースを広げ、作業効率を上げるために購入しても、動きが取りにくいのであれば以前とさほど変わらない作業空間となってしまいます。
そのため、デスク上を区分けして使用するなどの作業効率を高めるためにL字デスクを取り入れる場合、足元はなるべくスッキリとした形状のL字型デスクを選定しましょう。
また、L字デスク上にモニターを複数台設置する場合や、本棚やプリンターなど重いものを乗せる場合は耐荷重の大きい安定した脚のデスクがおすすめです。
支柱が多いものや、収納棚付きの脚などが特に安定感があります。収納棚付きの脚は荷物を整理するのにも活用できるため、作業時に必要なものが多い方には特に重宝されます。
安定感があれば作業中にデスクが揺れるようなこともなく、ストレスを感じずに作業ができるため、作業中の集中力持続にも役立ちます。
また、デスク脚のデザインはオフィス空間全体の印象を左右します。特にこだわりがなく、空間を広く見せたい場合には支柱が少ないデザインを選ぶと良いでしょう。
L字デスクにはスタンダードタイプ、分離タイプ、コンパクトタイプ、収納タイプ、ブーメランタイプなど様々な種類があります。
スペースに支障がなく、特にこだわりもないようであれば価格や大きさ、使い勝手など総合的に一番バランスのよいスタンダードタイプがおすすめですが、作業内容や部屋の大きさによっては置けない場合もありますので、それぞれのタイプ別におすすめの設置条件を見ていきたいと思います。
シンプルなL字デスクです。一般的にどのようなオフィスでも利用ができるようになっており、価格、大きさなどのバランスが一番よいです。
凝った仕掛けや機能がない代わりに頑丈で使いやすいため、とにかくシンプルで良いから作業スペースを広く確保したい、といった理由でL字型のデスクの購入を検討している場合、スタンダードタイプがおすすめです。
L字型の中でもオフィスの部署単位での利用が多く、レイアウト変更などで複数台まとめての入れ替えを考える際はブーメランタイプがおすすめです。
ブーメランタイプの特徴として、組み合わせることでレイアウトの幅が広がる様々な組み方ができるという点があり、それがオフィスでの人気に繋がっています。
最近は亀甲型やベンゼン型といったブーメランタイプのデスクを用いてのレイアウトも増えてきていることから、多くの注目を集めています。
デスクでの作業が長いオフィスを中心に、昇降式のデスクが愛用されています。用途に応じて高さを変えることはもちろん、使用者の体格に合わせた高さ調節ができるため楽な姿勢で作業を進めることができます。
打ち合わせ時には立って会話をしたり、気分転換に立って作業を進めたりするなど、幅広い用途で使用可能です。
L字型を形成するにあたり、2つの平机を連結させているタイプです。
机を分けることができるため、レイアウト変更に合わせて組み替えることができます。
左右の変更はもちろん、L字デスクがレイアウトの関係で事務所に入らなくなったという場合でも普通の平机として利用することが可能です。
様々な形に変形できるため、レイアウト変更や異動が多いオフィスなどに良く利用されます。
狭いスペースしかない場合や、壁際のデッドスペースにもう一席L字デスクを置きたいという場合にはコンパクトタイプがおすすめです。
コンパクトサイズながらL字型になっているため、同サイズの通常デスクを置くよりも手元を広く活用することができ、無駄がありません。
また、折り畳み式のL字デスクも中にはあるため、一時的な出向や出張者が来ている場合などに出して作業で使用するなどの対応を取ることもできます。
手元にたくさんの資料を置いておきたい方は、デスク下に収納があるものや、棚が最初からセットになっているような収納タイプのL字デスクがおすすめです。
デスク周りに荷物をたくさん置くことができるので、別の場所に資料を取りに行く手間を省くことができます。
また、手元に置いておくことで、常時出しやすいように資料を整理するようになることから、オフィス内で資料が散らかることを防ぎます。
収納タイプを選ぶ際に注意するポイントとしては、自分の置きたい資料が入る大きさの収納かを事前に確認する必要があることです。
例えば業務上最も多く使用する資料のサイズはA4になるかと思いますが、収納が小さくA4が入らない場合スペースの活用がうまくできなくなってしまいます。
商品概要等に必ず収納サイズの記載はありますので、デザインや価格がいくら魅力的だとしても先にサイズを確認してから購入検討に入りましょう。
デスクでの作業が長いオフィスを中心に、昇降式のデスクが愛用されています。用途に応じて高さを変えることはもちろん、使用者の体格に合わせた高さ調節ができるため楽な姿勢で作業を進めることができます。
打ち合わせ時には立って会話をしたり、気分転換に立って作業を進めたりするなど、幅広い用途で使用可能です。
天板や脚、支柱の素材によっても耐荷重や安定感、移動のしやすさなどが変わってきます。
また、オフィスの雰囲気に合わせてデスクの素材を選定することで、統一感のあるオフィスを演出することができます。
ここではL字型デスクでも多く使用されている素材の特徴について天板と脚とそれぞれご紹介していきます。
天板が木製のL字デスクの場合、オフィスはもちろん、在宅ワークや教育機関、福祉施設などにも適しています。
木目の優しい雰囲気は既存インテリアに馴染みやすいため、デスクのみ新調する場合などでも安心して選ぶことができます。
また木目天板は見た目以上に頑丈のため、モニター、プリンターなど重いものをデスク上に配置したい場合にもおすすめです。
木材の温かさと、軽量・安価を両立するのがMDF材の天板です。木材の植物繊維が原料であるMDF材にメラミン樹脂加工を施したデスクは、木目調の温かさを残しつつレイアウト変更時に維持しつつ、軽量かつリーズナブルな価格で入手することが可能です。
木目調のインテリアが馴染むオフィスでのレイアウトにおすすめです。
ガラス製天板のL字デスクの場合、スタイリッシュで高級感を演出できるため、社長室や役員室など格式の高い部屋や、オフィス全体の雰囲気をスタイリッシュに統一している場合におすすめです。
透明感のある天板は奥行が生まれるため、オフィス空間を広く見せる効果があります。L字型デスクはサイズが大きくなりがちなので、オフィス空間を広く見せることのできるガラス製天板は、デスクサイズによる圧迫感を抑えるという目的でも大きな意味を持ちます。
また、ガラス製の天板は汚れが落ちやすく、綺麗な状態を長く保つことができるため、こまめに手入れをすることで長く使用することができます。
ただし、ガラス製の天板を検討する際は強い衝撃に弱いという点に注意が必要です。
硬いものを天板に落とした場合、天板の一部が破損したり、ヒビが入ったりする恐れがあります。
また、他の素材に比べて耐荷重もあまりないため、デスク上に重いものを置く場合はきちんと耐荷重を調べてから購入するようにしましょう。
オフィスデスクの定番であるスチール製天板のL字デスクは、既存のデスクがスチール製で既に統一されている場合や、部屋にオフィス感を出したい場合などに使用されます。
今までもスチール製のオフィスデスクを使用していた方にとっては馴染みある使い心地になるため、現状からの変化を最小にしたい場合などにも選定できます。
また、スチール製のデスクは衝撃に強く、丈夫で耐久性に優れているといった特徴があり、長期間の使用に適しているので、長くL字型デスクを使用したいという方にもおすすめです。
スチール製の脚はオフィスデスクの定番でもあり、強度が高く傷が入りにくいという特徴があります。
ホワイト、ブラック、シルバーなどオフィスに合わせた色の塗装が施されているため、選定がしやすいことも特徴です。
アルミ製の脚は軽く、強度もあるという特徴があります。
そのため、オフィス内でもデスクだけでなくチェアにも多く使用されており、部屋全体の雰囲気を統一する際などに選定されやすいです。
アイアン脚は重厚感があり、武骨でかっこいいデザインになります。
木製の天板と組み合わせて使用されることが多く、その重厚感からオフィスの中でも雰囲気を重視したエリアに配置されることが多いです。
それぞれ素材ごとの特徴や使用されるシーンなどが異なってくるため、オフィスの雰囲気に合わせて選定しましょう。
L字デスクは製作しているメーカーやモデルによって搭載されている機能や備品が異なってきます。それぞれデスク環境を充実させるための機能となっておりますが、自分が使いやすいデスク環境を整えるためにもどのような機能や備品が必要かをじっくり考えて選びましょう。
L字デスクでPC、モニター、キーボードなどの電子機器を使用する場合、電源コードを通すことのできるコンセント穴や、配線をまとめることができる配線よけが付いているものがおすすめです。
配線周りが散らかっていたり、電源タップがデスク上に置いてあるとごちゃごちゃした印象を持ってしまい見栄えが悪いです。
またそれだけでなく、そこを避けて資料や機器を置くことになるので、作業スペースが狭くなる原因にもなります。
L字デスクは通常の平机よりサイズが大きく、形も一辺だけではないので、置く場所によってはデスクが平行にならず、グラついてしまう恐れもあります。
作業中に体の向きを変えるだけでグラついてしまうと作業に集中できないことや、ストレスを感じてしまうことも。
アジャスター付きのL字デスクの場合、高さ調整をすることでグラつきを無くし、作業に集中できる環境を作ることができるので、選ぶ際はなるべく細かく高さ調整をすることができるアジャスター付きのものがおすすめです。
レイアウト変更など、デスクを移動させることが多い場合、キャスター付きのタイプがおすすめです。
特にL字型デスクはサイズが大きい分、重いものが多いため、移動させるだけでかなりの手間になる場合もあります。
こまめに移動させることがあらかじめわかっているなら、事前にキャスター付きのデスクを選びましょう。
キャスター付きのデスクを選ぶ際の注意事項として、キャスターを固定できるロックの有無はきちんと確認しましょう。
ロック付きのキャスターでないと作業中にキャスターが動いてしまうため、文字がぶれてしまうなど業務に支障が出るだけでなく、ストレスを感じます。
L字デスクを含むデスクを選定する際は、デスクの高さと椅子の高さが合っているものを選ぶことが大切です。
デスクとチェアを両方購入検討している場合はどちらか気に入った方に合わせた高さのものを購入すればよいですが、デスクだけ入れ替えてチェアはそのまま使用する場合、そのチェアで快適に作業ができるような高さのデスク天板を選ぶことで、作業中に正しい姿勢で業務ができます。
座り過ぎによる健康被害という話題を耳にしたことがある人も多いと思いますが、身体になるべく悪影響を与えないような環境作りは重要になってきます。
一般的なオフィスチェアを使用する場合、体格にもよりますがデスクの高さは65~72㎝、椅子の座面が37~39cm程度のものがちょうどよいです。
日本オフィス家具協会が推奨するデスクの高さは72㎝となっており、特に男性の場合はこのくらいの高さがないとストレートネックや腰痛などの原因になってきます。
日本製の家具を購入する場合は、基本的にこの数値を大きく外れることはないためあまり意識せずとも問題はないすが、海外ブランドの家具を使用する場合は特に注意して見てみましょう。
最後に価格についてです。
L字デスクはAmazon等ネットで購入できる安いものから、高級メーカー製の1台何十万もするものまで様々な価格帯のものが存在します。
値段が高い製品は品質が良かったり、何かあった際のサポート体制が手厚かったりといった良さがありますが、とにかく高いものを選んだからと言って自分が使いやすいと感じるかはわかりません。
また、対して変わらないだろうと考えてとにかく安いものを購入した際も、写真で見ていたよりも安っぽいと感じてしまうことや、安定感がなく作業に集中できない、壊れてしまっても保証期間が短く、早いスパンで買い替える必要が出てしまうといったような問題が発生してしまう恐れもあります。
予算と相談しながら、使いやすく適切なものを選定するようにしましょう。
L字デスクを購入する際には、組み立て方法や搬入の仕方に注意が必要です。一般的なデスクに比べると天板が大きく、組み立ても複雑であり商品によっては1人で組み立てるのが難しいものも。
また、オフィスの扉や階段の幅によっては天板がひっかかって搬入できないこともあるので、搬入方法や経路を事前に確認しておくことが重要です。
L字デスクは手元が広く使えることから、デスク周りに必要なものを揃えることができ、業務効率を上げることができるアイテムです。
そのため、L字デスクを有効活用するためにはL字デスクだけでなく、周囲の環境も一緒に整えることでより業務効率を上げることができます。
そこで、L字デスクを購入する際に合わせて購入したい製品をいくつかご紹介いたします。
まずデスクを購入する際に欠かせないチェアについてです。
特にL字デスクは作業スペースが広く、手元で全ての作業を完結できるようにPCやプリンター等の必要な機器を置いておくことができるため、その場で長時間作業をすることが予想されます。
そのため、座りっぱなしになることも多く、身体への負担も避けられません。
その避けられない負担を少しでも軽減するためにも、身体に合ったチェアを選ぶことが重要になってきます。
クッション性が高いものや、腰、背中をホールドするようなサポート力のあるものなど身体に負担を掛けないように設計されているチェアを積極的に導入することで、身体への負担を軽減することができ、長時間作業をサポートしてくれます。
最近はゲーミングチェアと呼ばれるレーシングシートの構造をもとに作られた疲れにくいタイプのチェアをオフィスでの長時間作業用として使用している企業も増えています。
オフィスチェアはシンプルでオフィスレイアウトにマッチするものが多いですが、使用感を優先するのも一つのポイントです。
また、L字デスクは左側で資料を広げ、右側でPC作業をするなど、作業中に椅子の向きを変えることが多いです。
キャスター付きや回転するタイプの椅子でないと、いちいち向きを変えるのが手間になるため、ポイントを抑えたチェア選びをしましょう。
必要な機器を手元に置くことができるため、全ての作業をデスクスペース内で完結させることができるL字デスクですが、必要書類を探しにいちいち席を立たなければいけない場合、移動時間が発生してしまうためその良さが半減してしまいます。
普段使用するような書類はデスク下に収納スペースを設置し、そこに保管しておくことで、わざわざ探しに行くような手間が省けます。
収納が豊富なL字デスクもあるため、その場合は追加で設置する必要がない場合もありますが、収納スペースが少ないタイプの場合は購入を検討しても良いでしょう。
省スペースでL字デスクを設置する場合、どうしても奥行が広いデスクを選定できず、モニターとキーボードを置いて
しまうとデスク上が手狭になる場合があります。
そのような場合は後付けできるキーボードスライダーがおすすめです。
キーボードを設置するスペースを考慮することなくデスクを選定できるため選択の幅が広がるだけでなく、キーボードを置いている分のスペースが空くためよりデスク上のスペースを有効活用することができます。
また、高さ調節機能が付いているものや、マウステーブル付きのものなどデスク上に置いておくより作業姿勢が良くなり、身体への負担を軽減させることができるものもあるため、スペースの有無に限らず購入を検討してみるのも良いでしょう。
それではここからは作業効率を高める効果があるL字デスクの中でも、特におすすめできる10個の商品をご紹介いたします。
タイプごとに紹介していきますので、参考にしてみてください。
頑丈な造りと、120度の天板といった独特なデザインがポイント
向かい合わせた際に視線が合わない設計のため、集中とコミュニケーションの両立ができ、ジグザグのレイアウトを組むことで部署間の交流が生まれやすいといったメリットがあります。
天板はモニターを複数台おいても資料を置くスペースが確保でき、作業スペースを設けることも可能な無駄のない大きさのため、作業効率の向上に繋がります。
また、頑丈な造りなのに低価格で購入できる点や、ブーメランデスクを使用したオフィスレイアウトを無料で作成している点も他にはないメリットです。
◆ブーメランデスク 定価:32,400円~
高い機能性と組み換え可能な構造が特徴的なデスク。
変容するオフィスのデスクをコンセプトに、ワークスタイルに合わせて天板や脚を組み合わせることが可能なため、カスタマイズ性が豊富です。
デスク下に縦横無尽な配線処理が可能で、複数台ある機器のコードもすっきりと収納することができます。
脚と収納を両立させる袖脚をはじめ、PCの収納や机上オプションなど使用者が必要とする最適なワークスタイルを実現できます。
◆Pro Unit (プロユニット)120度デスク メーカー希望販売価格:205,030円
しっかりとしたL字デスクの中でも比較的安価な製品。
頑丈な造りになるように足元手前側はスペースを広く、天板外側は脚と脚を固定するための補強板付きで強度を出しています。
また補強板に引っ掛けて使うことができるタップ収納がついており、配線をまとめることで足元にコードが散らかっているという状況も防ぐことができます。
◆LOWYA製 L字デスク 販売価格:39,900円
家具メーカー井上金庫製のシンプルながら使い勝手の良いデスクです。
井上金庫販売の中でも人気のSEDデスクシリーズにて今年から出た新製品となっており、現在注目のアイテムです。
単体でのマネージャー用デスクとしての使用や、4つ組み合わせて1つの島を作成することができるので、様々な場面での利用が想定できます。
◆天板Lタイプ 木目 スチール脚 メーカー希望販売価格:70,000円
高い機能性と豊富なバリエーションが特徴的なデスク。
シリーズで天板、脚、幕板を共有化し、レイアウト変更に柔軟に対応できます。
ワゴンを収めた際の一体感を出せるL脚デザインや、天板と幕板の間にある配線ソリッドにより配線が散らからないため、すっきりした印象を与えます。
また、豊富なオプションによりデスクをカスタマイズすることが可能なため、自分仕様のデスクを作りこむことが可能です。
◆LEVIST L型テーブル L・R共通 メーカー希望販売価格:199,300円
設置スペースによってL字型はもちろん、コンパクトサイズの平デスクや、ロングデスクなど様々な用途で使用できるデスクです。
設置スペースに合わせて変形できるため、省スペースオフィスなどでも活用することができます。
◆回転式L字型デスク 販売価格:49,999円
シンプルで使いやすいデザインのコンパクトなL字型デスク。
PCを使うワークスタイルを考慮して開発された天板は、PC作業をしながら横のスペースに関連資料を広げられるなど、シンプルながら机の上を無駄なく効率的に使えるように設計されています。
L字デスクの中ではコンパクトなサイズのため、台数を置きたいときにもおすすめです。
また、オプションで引き出しを取り付けられるなど快適な作業環境をもたらします。
◆D3デスク 天板Lタイプ 木目 アルミ脚 販売価格:56,100円
2つの天板を組み合わせた構造になっているため、スペースやレイアウトに合わせての設置が可能です。
足元を隠すし、横揺れに強い幕板付きのため、作業時のがたつきを軽減し、プライベート感を出しています。
天板と幕板にそれぞれ2か所配線穴が空いているため複数モニターや通信機器を置いてもデスク上がスッキリします。
◆OXシリーズ L字デスク 販売価格:69,000円
作業スペースを広く取れるL字型に加え、高さ調節機能がついているため、デスクワーク時の腕や肩などの負担を軽減することができます。
2つの天板を組み合わせているため、左右の付け替えが可能となっており、設置場所を選びません。
細身で軽快なフレーム脚を採用しており、作業スペースを広くとれる大きな天板を採用していても、足元に解放感があり部屋に圧迫感を与えません。
天板の下の2レールで天板を固定しているため、スタイリッシュなデザインでもしっかりとした強度を実現しています。
◆fantoniGX パソコンデスク L字型 販売価格:84,000円
デスク下の収納スペースが豊富なため、書類作業が多い方や、デスク上スペースを広々と使用したい場合などに有効活用することができます。
また、デスクの奥側は配線を逃がせるように少しくぼんだデザインになっているだけでなく、コードをスッキリさせるタップ収納付きのため、PCや通信機器を複数置いた際でもデスク上のスペースを圧迫することがありません。
◆LOWYA製 L字デスク収納付き 販売価格:47,990円
今回はL字型デスクの選び方やオフィスで使用するのにおすすめの10製品を紹介しました。
使用用途やオフィスの雰囲気、価格などによって最適なデスクを選ぶことで、より快適に仕事をすることができます。
L字型デスクを採用する一番のメリットは広い天板を活用することで業務効率を上げることができる点です。
これから先の働き方を考えた際に、ぜひL字型デスクの採用を考えてみてはどうでしょうか。
また、おすすめ商品でも紹介したバルテック製のL字デスク「ブーメランデスク」ですが、現在天板の色やデスク脚の色変更ができるオーダーメイドも承っております。
ご質問や在庫の確認、お見積りの希望などお気軽にご連絡ください。
2025年1月21日 2:33 PM | カテゴリー: お役立ち情報, オフィス, オフィスデスク | タグ: #L字デスク